
「最近、仕事ですぐに疲れてしまう…」
「他の人は平気そうだし、疲れてるなんて大げさかな…」
そのように感じることはありませんか。
あなたが感じる疲れは、単なる身体的な疲労ではなく、ストレスなどによって精神的な疲れがたまっているサインかもしれません。
一時的な疲れであれば休息によって回復することもあります。しかし、不調が長く続く場合や、これまで通り仕事や生活を送ることが難しい場合は、こころの病気が隠れていることもあります。
本記事では
- 精神的に疲れてる人の特徴とその原因
- 精神的に疲れてる人におすすめのセルフケア
- 仕事を休む・辞める判断基準と頼れる支援
についてわかりやすく解説します。
単なる疲れと決めつけず、この記事を読んで、自分の心や体に普段と違う変化がないか振り返ってみましょう。
精神的に疲れてる人に見られることがある8つの特徴

精神的な疲れは、自分では気づきにくい形で心と体に現れることがあります。
まずは、ここで解説するような変化が自分に表れていないか振り返ってみましょう。
朝、すっきり起きられない・寝ても疲れが取れない
精神的な疲れがたまると、睡眠に変化が現れることがあります。
強いストレスが続くと、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたりするなど、睡眠に変化が現れることがあります。このように睡眠の質が低下すると、熟睡した感覚が得られず、「朝から体が鉛のように重い…」と感じることも少なくありません。
食欲がない、または過食気味になる
心が疲れていると、食欲にも変化が現れることがあります。ストレスや心身の不調があると、食欲が低下したり、反対に食べる量が増えたりするケースが少なくありません。
食べる量や食欲が普段と大きく変わっていないかも、自分の状態を振り返る手がかりです。
原因不明の頭痛や腹痛、めまいが続く
ストレスなどが身体症状として現れるケースもあります。例えば、ストレスや緊張が続くと、頭痛や胃腸の不調などの症状が、身体に現れることがあります。
なお、症状が続く場合は、心身の疲れだけでなく、身体疾患などの可能性も考えられるため、医療機関に相談しましょう。
好きだったことが楽しめない
以前は夢中になれた趣味や活動に心が動かなくなるのも、特徴的な変化とされています。外出するのが億劫になったり、友人と会っていても心から笑えなかったりすることがあるのは、ストレスによって意欲や関心が低下することがあるためです。
「楽しいはずなのに、楽しめない」と感じたら、心が疲れているのかもしれません。
ちょっとしたことでイライラしたり、涙が出たりする
精神的な疲れがたまると、普段なら受け流せることにも余裕をもって対応しにくくなり、感情が揺れやすくなることがあります。
例えば、普段なら気にならない同僚の一言にカッとなったり、テレビの些細なシーンで涙が出たりすることがあります。以前よりイライラしやすい、涙もろくなったと感じる場合は、心に負担がたまっている可能性があります。
仕事でケアレスミスが増える・集中力が続かない
「しっかりやらなきゃ」と思っているのに仕事のミスが増えるのも、精神的な疲れによって、集中力が低下している可能性があります。集中力が落ちると、普段ならできていた簡単な確認を見落としたり、会議の内容が頭に入ってこなかったりすることがあります。
「前はこんなミスしなかったのに…」と自分を責め、さらに精神的な疲労につながる恐れもあります。
人との関わりが苦痛に感じる
友人との会話や飲み会など、人と会うこと自体が億劫になるのも、心の疲れが要因であることがあります。精神的に疲労している状態では、相手の話に合わせたり、気を遣ったりすることが大きな負担になりやすいです。
「一人になりたい」「誰とも話したくない」と感じ、無意識に人との関わりを避けてしまうこともあります。
周りから見て元気がない・ぼんやりとしている
自分では気づかなくても、周囲からの指摘で初めて気づくこともあります。「最近元気ないね」「何かあった?」と友人や同僚から心配されたことはありませんか。疲れていると表情や反応に変化が現れる場合があります。
例えば、無表情になったり、口数が減ったり、いつもより反応が鈍くなることもあるでしょう。周囲からの指摘は、自分では見落としやすい変化に気付くきっかけになります。
仕事で精神的に疲れるのはなぜ?主な4つの原因

仕事で精神的に疲れてしまうのは、決してあなたの能力や性格だけのせいではなく、職場環境や仕事量など、さまざまな要因が関係しています。
実際に、厚生労働省の令和7年「労働安全衛生調査」では、67.5%の労働者が、仕事や職業生活について強い不安や悩み、ストレスを感じる事柄があると回答しています。
その内容には、仕事の量や対人関係など、仕事内容や職場環境に関わるものも含まれています。
参照:令和7年労働安全衛生調査(実態調査)結果の概要(個人調査)|厚生労働省
長時間労働や過度なプレッシャー
自分のキャパシティを超える仕事量や責任も、心を疲れさせる大きな原因となります。
連日の残業で睡眠時間が削られたり、休日も仕事のことが頭から離れなかったりすると、十分に休息をとることが難しくなります。また、「失敗は許されない」という大きなプレッシャーが続くと、仕事が終わった後も緊張が抜けにくくなることがあります。
やるべき仕事が次々と増えたり、自分だけでは対応しきれない責任を抱えたりする環境では、「いつまで続くのだろう」と先が見えなくなり、気持ちに余裕を持ちにくくなることも考えられます。
職場の人間関係のストレス
職場の人間関係は、精神的な疲労につながる代表的な原因の一つです。
職場では、苦手な相手とも継続的に関わらなければならないことがあり、人間関係によるストレスが積み重なりやすくなります。
例えば、威圧的な上司や意見が合わない同僚がいると、相手に気を遣ったり、自分の意見を言いづらく感じたりすることがあります。このような状態が続くと、仕事中も周囲に気を配る場面が増え、精神的な疲れにつながることがあります。
キャリアや将来に対する漠然とした不安
今の仕事を続けていてよいのか、将来どのように働いていくのかといった不安も、精神的な負担の原因になり得ます。
スキルアップしている実感が持てなかったり、数年後の自分の姿を思い描けなかったりすると、将来への見通しを持ちにくくなります。答えが出ないまま考え続けることで、不安が頭から離れにくくなることもあります。
将来への不安が頭から離れないと、仕事中だけでなく、帰宅後や休日にもキャリアについて考え続けてしまう場合があります。仕事から離れても気持ちを切り替えにくい状態が続けば、十分にリフレッシュしづらくなります。
周りと比べて落ち込んでしまう
周囲と自分を比較し、「自分は劣っている」と感じてしまうことも、精神的な疲れにつながります。
「同期はどんどん成果を出しているのに、自分は…」「後輩の方が仕事が早い気がする」といった形で周囲と自分を比較し、落ち込んだ経験がある方もいるでしょう。しかし、この比較が過度になると、「自分はダメな人間だ」と不必要に自分を追い詰めてしまいます。
こうした考えが続くと、自信を失ったり、仕事に対する気持ちが重くなったりすることがあります。
精神的に疲れている人におすすめの簡単セルフケア対処法

心が疲弊した状態で仕事をし続けても、良いパフォーマンスは発揮できません。
精神的な疲れを感じたときは、無理に頑張り続けるのではなく、自分にできる範囲で心身の負担を減らすことが大切です。
ここでは、精神的に疲れているときでも取り入れやすいセルフケアを5つご紹介します。
「休むことは仕事の一部」と考える
休むことについて、サボりや悪いことだと考えている方もいるかもしれません。しかし、休息は、次の仕事で高いパフォーマンスを発揮するために不可欠です。
疲れた状態で無理に仕事を続けてミスをしたり、効率が落ちたりするよりも、短時間でもしっかり休んで回復したほうが、結果的に仕事の質も上がります。
「良い仕事をするために、今は休む」と意識を変えるだけで、休むことへの罪悪感を和らげやすくなるでしょう。
「何もしない時間」をスケジュールに入れる
意識的に「何もしないこと」を予定として組み込むことも効果的です。
音楽を聴いたり、お風呂に入りながらぼーっとしているだけで、仕事や考え事から離れる時間をつくってみましょう。
ただし、SNSや仕事への連絡を長時間見ることは避けましょう。休んでいるつもりでも気持ちを切り替えにくく、かえって休息の妨げになることがあります。
ゆっくり呼吸して気持ちを落ち着かせる
仕事中に緊張が続いているときや、考えがまとまらないときは、一度手を止めてゆっくり呼吸する時間をつくってみましょう。
緊張しているときは、仕事や不安について次々と考えてしまい、気持ちを切り替えにくくなることがあります。呼吸に意識を向けることで、考え続けている状態からいったん離れ、落ち着く時間をつくりやすくなります。
呼吸をするときは、楽な姿勢をとり、鼻からゆっくり息を吸って、吸うときよりも少し時間をかけて口から息を吐いてみましょう。これを数回繰り返しながら、息を吸う・吐く感覚に意識を向けます。
特別な場所や道具も必要ないため、職場や自宅でも取り入れやすい方法です。
やることを整理し、無理のない範囲で一つずつ取り組む
精神的に疲れているときは、普段なら問題なくこなせることでも負担に感じる場合があります。そのようなときに、すべてを普段通りにこなそうとすると、さらに余裕がなくなってしまいます。
また、やることが多いほど、何から手をつけるか考えたり、複数の予定を気にしたりする必要も増えます。
今日中に必要なことだけに絞る、後回しにできることはいったん置いておくなど、やることをいったん減らしてみましょう。一度に考えることを減らすことで、目の前のことに取り組みやすくなり、心にかかる負担を減らすことができるでしょう。
「ちょっと聞いてほしい」と信頼できる人に話す
一人で抱え込まず、信頼できる誰かに自分の気持ちを話してみましょう。
自分の気持ちを言葉にすることで、何に悩んでいるのかを整理しやすくなったり、一人で抱えている感覚が和らいだりすることがあります。
友人、家族、パートナーなど、「この人になら安心して話せる」と思える人に、今の気持ちを打ち明けてみましょう。的確なアドバイスがもらえなくても、共感してもらえるだけで孤独感が和らぐでしょう。話す相手がいない場合は、紙に書き出すだけでも同様の効果が期待できます。
なお、すべてを試す必要はありません。今の自分でもできそうな方法から取り入れてみましょう。ただし、不調が長く続いている場合や、仕事や日常生活に支障が出ている場合は、セルフケアだけで対処しようとせず、専門家への相談も検討することが大切です。
精神的な疲れを放置するリスクと病気の可能性

「このくらいの疲れ、みんな同じだ」「もう少し頑張れば、きっと楽になるはず」。そうやって、自分の心のサインに気づかないふりをしていませんか?
精神的な疲れだと思っていた症状が長く続く場合や、日常生活に支障が出ている場合には、うつ病などの病気が背景にある可能性もあります。
また、特定のストレスが原因となり、心身の不調や社会生活への支障が現れる「適応障害」などが背景にある場合もあります。
厚生労働省では、専門家への相談を検討する一つの目安として、以下を紹介しています。
次のうち5つ以上(1か2を含む)が2週間以上続いていたら、専門家に相談することをお勧めします。
1.悲しく憂うつな気分が一日中続く
2.これまで好きだったことに興味がわかない、何をしても楽しくない
3.食欲が減る、あるいは増す
4.眠れない、あるいは寝すぎる
5.イライラする、怒りっぽくなる
6.疲れやすく、何もやる気になれない
7.自分に価値がないように思える
8.集中力がなくなる、物事が決断できない
9.死にたい、消えてしまいたい、いなければよかったと思う引用:うつ病|こころもメンテしよう |厚生労働省
症状が続く場合は、自分だけで判断せず、精神科や心療内科など医療機関への相談を検討しましょう。
仕事を休む?辞める?精神的に疲れた時の判断の目安

「このまま働き続けてよいのか」
「休むべきか、それとも辞めた方がよいのか」
仕事で精神的に疲れていると、このように悩むこともあるでしょう。
心身に不調が出ているときは、すぐに退職を決めるのではなく、まず休養や専門家への相談を検討することが大切です。その上で心身の状態が落ち着いたら、今の職場で無理なく働き続けられるかを考えてみましょう。
まず仕事を休むことを検討した方が良い状態
精神的な疲れによって、仕事や日常生活に支障が出ている場合は、無理に働き続けず、休養や専門家への相談を検討した方がよい状態です。
例えば、以下のような症状があらわれている場合は、仕事を休んだり専門家に相談したりすることを検討しましょう。
- 朝になると涙が出る
- 通勤しようとすると吐き気や動悸がする
- 仕事に集中できずミスが増える
- 気分の落ち込みや無気力な状態が続いている
- 食事や入浴など、普段はできていたことまで負担に感じる
また、医師から休養を勧められている場合や、自分自身が限界を感じている場合も、無理に働き続けるのではなく、休養や相談を検討しましょう。
一度仕事から離れることで、心身を休めるだけでなく、何が負担になっているのか、今の職場で働き続けられそうかを考える余裕も生まれます。まずは、自分の状態を確認する時間を確保することが大切です。
なお、朝になると涙が出たり、仕事に行こうとすると動悸がしたりする場合の対処法は、以下の記事で詳しく解説しています。
朝、泣くほど仕事に行きたくない…涙が出る原因と明日からの対処法
仕事に対して動悸が止まらない…原因は?今すぐできる対処法、相談窓口を解説
参考:メンタルヘルス不調の治療と休業|こころの耳|厚生労働省
仕事を辞めることを検討した方が良いケース
休養を取ったからといって、必ず今の職場に戻らなければならないわけではありません。心身の状態が落ち着いたら、今の職場で無理なく働き続けられるかという視点から、今後について考えてみましょう。
以下のような職場状況である場合、仕事での負担を減らすことが難しい可能性があります。
- 業務量や勤務時間を減らしても負担が軽くならない
- 現在の仕事内容や環境が負担になっているものの、配置転換や異動が難しい
- 人間関係が強い負担になっており、職場内で解消することが難しい
- 休養して落ち着いた状態で考えても、今の職場で働き続けたいと思えない
また、休んでいる間は体調が安定していても、復職すると再び気分が落ち込んだり、出社前に体調が悪くなったりするといった不調を繰り返すことがあります。
休養や業務量・勤務時間、配置などの調整を検討しても、無理なく働き続ける見通しが立たない場合は、主治医などにも相談しながら、退職を含めて今後の働き方を検討してもよいでしょう。
参考:改訂 心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き|厚生労働省
「休職」や「退職」を考えた時に頼れる支援制度と相談窓口

休職や退職を本格的に考えると、将来への不安、とくに生活費など金銭面の不安が大きくなることもあるでしょう。
しかし、あなたは一人ではありません。いざという時にあなたを支えてくれる公的な制度や相談窓口が存在します。条件に当てはまるものは、積極的に活用しましょう。
休職中の生活を支える「傷病手当金」
傷病手当金は、会社の健康保険に加入している方が、業務外の病気やケガの療養によって仕事に就けず、休業中に十分な給与を受け取れない場合に支給されます。療養のために連続して3日間休み、その後も働けない場合は、4日目以降の休業日が支給対象です。
支給額は休職前の給与をもとに計算され、おおむね給与の3分の2が目安となります。同じ病気やケガについては、通算1年6か月まで支給を受けることができます。
うつ病などの精神疾患によって療養が必要となり、仕事に就けない場合も対象になることがあります。ただし、「精神的に疲れている」というだけで受給できるわけではなく、仕事に就けない状態かどうかなどを踏まえて判断されます。
申請には会社や医師の記入も必要になるため、休職を検討する際は、会社の総務・人事担当者や加入している健康保険に早めに確認しておくとよいでしょう。
参考:病気やケガで会社を休んだとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会
退職後の生活を支える「失業保険(雇用保険)」
退職後、次の仕事を探している間の生活を支える制度が、一般に「失業保険」と呼ばれる雇用保険の基本手当です。一定の条件を満たすと、退職前の給与や年齢などをもとに計算された手当を、決められた日数分受け取ることができます。
心身の不調を理由に退職した場合は、「退職後すぐに働ける状態か」と「心身の不調が退職理由として認められるか」の2点によって、失業保険の手続きや扱いが変わります。
まず、退職後も30日以上の療養が必要な場合は、すぐに基本手当を受け取ることはできません。失業手当は働く意思があり、すぐに働ける状態で仕事を探している方が対象だからです。このような場合には、受給できる期間を延長し、体調が回復して仕事を探せるようになってから受給する方法があります。
一方、心身の障害や疾病などによって仕事を続けることが難しく、やむを得ず退職したとハローワークに認められた場合は、「特定理由離職者」に該当することがあります。特定理由離職者とされると、通常の自己都合退職とは給付開始までの扱いなどが異なる場合があります。
受給期間の延長や特定理由離職者に該当するかどうかは状況によって異なります。退職後も療養が必要な場合や、心身の不調を理由に退職した場合は、ハローワークで必要な手続きや書類を確認しましょう。
参考:ハローワークインターネットサービス – 雇用保険手続きのご案内
若者の就労を支援する「地域若者サポートステーション(サポステ)」
退職して体調が落ち着いてきても、「すぐに次の仕事を探すのは不安」「また働けるか自信がない」と感じることもあるでしょう。そのようなときに利用できる支援の一つが、「地域若者サポートステーション(サポステ)」です。
サポステは、現在仕事をしておらず、すぐに就職活動を始めることに不安がある15歳から49歳までの方を支援する機関です。厚生労働省の委託を受けて全国各地に設置されており、相談は無料で利用できます。
まずは専門スタッフとの面談を通して、働く上で困っていることや、これから何を準備すればよいかを一緒に整理します。その後は本人の状況に合わせて、コミュニケーションの練習、就業体験、ビジネスマナー、履歴書の作成や面接練習などを利用できます。地域によっては、パソコン講座などを実施しているサポステもあります。
就職した後も、仕事を続ける上での悩みを相談できます。すぐに就職活動へ進むことに不安がある場合は、まず働くための準備について相談してみるとよいでしょう。
参考:サポステ 地域若者サポートステーション
参考:岐阜県の就労支援なら、ぎふサポ 岐阜県若者サポートステーション
WORK! DIVERSITY プロジェクト in 岐阜

「WORK! DIVERSITY プロジェクト in 岐阜」では、「働きたくても働けない」「働きづらさを抱えている」といった悩みがある岐阜地域広域圏6市3町(岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、岐南町、笠松町、北方町)在住の方に、就労系障害福祉サービスの提供を中心とした支援を行っています。
精神的な疲れにより仕事に支障が出ている方の中には、障害者手帳を持っていない方も少なくないでしょう。しかし、このプロジェクトでは、障害者手帳や障害福祉サービス受給者証を持っていない方を対象としています。離職中で働きづらさがあれば、障害の有無を問わず無料で利用可能です。
岐阜市内の「ダイバーシティ就労支援拠点」では、就労移行支援事業所や就労継続支援B型事業所による支援に加え、職業訓練プログラム、カウンセリング、職場実習、就職活動のサポートなどを利用できます。「いきなり以前と同じ働き方に戻るのは不安」という方も、体調や状況に合わせて通う日数や時間を調整しながら、働く準備を進められます。
「すぐに次の仕事を探すのは不安」「以前と同じように働けるか分からない」と感じている方は、今後どのように働いていくかを整理するために、相談を検討してみてください。
ご利用案内|WORK! DIVERSITY プロジェクト in 岐阜
まとめ
- 精神的に疲れていると、心と体に不調が現れ、仕事に影響を及ぼすことがある。
- 仕事での精神的な疲れは、能力不足だけが原因とは限らず、人間関係や仕事量、将来への不安など、さまざまな要因が関係する。
- 心の疲れを感じたら、休むことは必要なことだと考え、ゆっくりと呼吸したり、やることを整理して一つずつ取り組んだりする。
- 精神的な疲れだと思っていた不調が長く続く場合は、うつ病や適応障害などが背景にある可能性もある。
- 朝、会社に行こうとすると拒否反応が出たり、職場環境の改善が見込めない場合、休職や退職を真剣に考える選択肢も必要。
- 休職や退職を決断しても、あなたを経済的に支える支援や働くことに関する悩みを相談できる場所がある。
精神的に疲れてしまうのは、あなたの弱さだけが原因ではありません。仕事量の多さや職場環境などが重なり、心に負担がかかっている場合もあります。
まずは自分にできる範囲で休んだり、やることを整理したりして、負担を減らしてみましょう。ただし、疲れが長く抜けない場合や、仕事や普段の生活まで難しくなっている場合は、セルフケアだけで抱え込まず専門家に相談することが大切です。
また、休職や退職を考えたときにも、利用できる制度や就労支援があります。一人で抱え込まず、今の自分に合った方法で負担を減らし、これからの働き方を考えていきましょう。
この記事に関するお問い合わせはこちらまで:workdiversitygifu@sus-sup.org