対象となる方

  • 岐阜市にお住まいの方
  • 働きづらさを抱えており、働く前に支援を受けたい方
  • 障害者手帳・障害福祉サービス受給者証をお持ちでない方

「WORK! DIVERSITY プロジェクト in 岐阜」では、障害のある方に就労支援を行っている就労移行支援事業所や就労継続支援A型事業所にて、既存の制度では本来対象とならない岐阜市民の就労支援を行います。

ご利用対象となるのは、「働きづらさ」を抱えており、支援を希望している岐阜市在住の方です。

  • 引きこもり状態にあり、働いていない無業の期間が長い
  • コミュニケーションが苦手
  • 就労経験がなく、働き続ける自信がない
  • 仕事に就いても長く続かない
  • LGBTQの悩みがある
  • 難病やがん等の病気があり、思うように働けない

などさまざまな要因から、「働きづらさ」を感じている岐阜市民のみなさんにご利用いただけます。

なお、障害者手帳・障害福祉サービス受給者証をお持ちの方は既存の制度で「就労移行支援」「就労継続支援A型」を利用できるため、本プロジェクトの対象にはなりません。

支援対象者の具体例ニート / ひきこもり / 発達障害グレーゾーン / 難病患者 / がんサバイバー / LGBTQ / 刑余者 / 若年性認知症 / アルコール依存症 / 働いていない無業の期間が長い など 

 

1. お問い合わせ

お問い合わせフォーム、またはお電話でのお問い合わせを受け付けています。
まずは質問だけでも良いので、ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせ後「直接話を聞いてみたい」と思っていただけた場合は、面談の日程を調整します。

なお、「WORK! DIVERSITY プロジェクト in 岐阜」に関するお問い合わせは、
一般社団法人サステイナブル・サポートが窓口となって対応いたします。

 お問い合わせ

2. 相談・面談

原則、一般社団法人サステイナブル・サポートまでお越しいただき、スタッフがお話を伺います。

「現在の困りごと」「何がしたいか」「どんなことに興味があるか」「ご自身の経歴」などを詳しくお聞きし、どうすることが一番の解決策になるかを一緒に考えていきます。
担当スタッフは、国家資格キャリアコンサルタント等の有資格者を配置しています。専門的な視野を持ちつつ、包括的なサポートを行います。

そのため場合によっては、他の支援機関や医療機関をご紹介させていただくこともあります。

「WORK! DIVERSITY プロジェクト in 岐阜」を利用したいという方向性が決まりましたら、見学する「ダイバーシティ就労支援拠点」を選定します。

親身に対応させていただきますので、気負う必要はありません。ありのままの状況をお聞かせください。

ご紹介先の支援機関一般社団法人サステイナブル・サポート内のその他事業 / 障害者就業・生活支援センター / 超短時間ワーク応援センター / 難病相談支援センター / ジンチャレ /  生活・就労サポートセンター / 障害者職業センター / ひきこもり地域支援センター / ハローワーク専門援助 / 自治体の福祉課窓口 など
アクセス岐阜県岐阜市長住町2丁目7番地 アーバンフロントビル3階
サステイナブル・サポートは、ノックス岐阜と同じフロアにあります。

3. 見学・体験

ご本人の希望に合うダイバーシティ就労支援拠点を選択し、事業所の見学や体験を行います。
一般社団法人サステイナブル・サポートの担当スタッフも同行いたします。

ダイバーシティ就労支援拠点には、「就労移行事業所」と「就労継続支援A型事業所」の2種類があります。下記のようにそれぞれ違った特徴があるため、ご自身に合った支援を選択してください。

就労移行支援事業所一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。一般企業で働くための専門的なサポートを集中して受けたい方におすすめです。
就労継続支援A型事業所一般企業等での就労が困難な人に、就労の機会を提供するとともに、福祉のサポートを受けながら訓練を行います。雇用契約を結ぶため、最低賃金以上の給料をもらいながら支援を受けられます。

 就労支援拠点一覧

4. 利用決定

事業所での見学や体験を経て、ご本人と事業所の双方で支援開始に向けた合意が得られたら、本プロジェクトの利用決定となります。

利用開始にあたり、一般社団法人サステイナブル・サポートにて利用開始手続きを行います。その際に必要な持ち物はありません。面談を通じて利用する方の課題を把握・支援計画を作成し、支援内容を定めます。訓練開始日など今後の日程についてもお知らせいたします。

その後、「ダイバーシティ就労支援拠点」と利用契約を結びます。必要な持ち物は各事業所によって異なりますので、その都度お知らせいたします。

5. 各種訓練

各ダイバーシティ就労支援拠点で、就労に向けた支援が開始されます。
支援の利用中は定期的なモニタリング・アセスメントを行います。悩みや分からないことがあれば、いつでも相談してください。

訓練の内容は、主に以下の4つです。

パソコンを使用した職業訓練

職業訓練プログラム

実践的な作業や業務を通して一般就労に必要なスキルや技術を身に付けます。事業所により、軽作業からPC業務まで内容は多岐にわたります。

カウンセリング

カウンセリング

事業所職員や担当スタッフとの定期面談が設けられています。作業についての質問や就職相談など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

職場実習

職場実習

各事業所により実習内容は異なりますが、拠点外の企業や作業場を見学し、実際に働いている現場の声を聞きながら、業務を体験します。

就活サポート 履歴書書き方

就職活動サポート

就労移行では就労トレーニングの他、就活や就職後のフォローがあります。A型ではサポートを受けながら就労し、実践的スキルを身に付けます。

これらの訓練プログラムの内容・期間は、利用者ごとの状況や体調に合わせて調整できます。
無理に周りと合わせる必要がないため、ご自身のペースでご利用いただけます。

6. 就職・進路決定

就労に必要なマナーやスキルが身に付いたら、就職活動を行います。スタッフとの就職相談を通して「自分にできる仕事」「向いている業務形態」などを確認し、進路を見極めていきます。
ひとりでの職場見学や就職活動が不安な方には、スタッフが同行いたします。

7. 定着支援

就職後も支援が途切れるわけではありません。「ダイバーシティ就労支援拠点」から、半年間のアフターフォローがあります。

具体的には、月1回程度の面談において、お仕事や生活の状況をお聞きします。働いているうちにできてきた悩み事があれば、一緒に解決方法を考えていきます。

このように、就職してからも支援が続く安心感があります。

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