年に一度開催される『就労支援フォーラムNIPPON』。
今年は、2024年12月14日・15日と2日間にわたり、東京ビッグサイトにて開催されました。「WORK! DIVERSITY」に関しては、2題取り上げられました。
1日目は、パネルディスカッション
「『WORK! DIVERSITY』政策実現に向けて ~自治体はどう動く~」でした。
「WORK! DIVERSITY」実証化モデル事業を進めている各地域の自治体の長が登壇され、各自治体の現状や今後の展望を語っておられました。
地域によってそれぞれの課題があり、その課題解決のために様々な施策がとられていますが、それらに「WORK! DIVERSITY」が加わることの期待を寄せられていることが印象的でした。
2日目は、分科会⑧
「多様な就労困難者支援の時代 ~『WORK! DIVERSITY』は制度化するか?~」でした。
厚生労働省から「障害者雇用」「生活困窮者支援」「重層的支援」のそれぞれの現状の説明がありました。ダイバーシティ就労支援機構からは、「WORK! DIVERSITY」の実施報告と政策実現会議の報告されました。
そして、「WORK! DIVERSITY」実証化モデル事業が始まる前から就労困難者支援に取り組んでおられる「シゴトシンク北海道」清野氏からは「事業者には、福祉マインドから脱却し、社会経済の来る直や公共の利益に参与していく自覚と気概が必要ではないか」と熱い想いが語られました。
両日とも会場はほぼ満席で、「WORK! DIVERSITY」に関する関心の高さが伺えました。
今はモデル事業として実証段階にある「WORK! DIVERSITY」ですが、この事業が制度化され、全国どこでも居住地を問わず利用できる制度になることで、1人でも多くの方が“就労困難”から脱し、自分らしく働くことで輝ける社会が実現する日がやってくることを願います。
その最初の段階として、まずは岐阜市において「WORK! DIVERSITY プロジェクト in 岐阜」を進めてまいります。